自然災害による損害はなくても住宅診断は必要?

query_builder 2021/02/03
その他
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年齢を重ねると共に、住まいも老朽化していきます。ローンを組み、さまざまな想いを込めて手にした一戸建てなのですから、定期的なメンテナンスが大切です。

 

また近年では、温暖化の影響でさまざまな自然災害に見舞われることが増えています。自然災害による住宅への損害は自身で気付けないことも多く、そのまま放置しておくと、雨漏りして住宅全体に被害が拡大してしまう可能性もあります。

 

ここでは、住宅診断の必要性をさらに詳しく説明していきます。

是非、最後までお読みください。


住宅診断とは

 

具体的な流れと所要時間

実際にご自宅にお伺いさせていただき、住宅診断を行います。

調査時間は約1時間で立ち合いは不要です。

破損や劣化している箇所がないか調査し、保険が適用される箇所がある場合は保険会社へ給付金の申請を行います。住宅診断から保険金受給までにかかる期間は、保険会社にもよりますが、3週間4週間です。

 

住宅診断は保険適用箇所の有無に関わらず費用はかかりませ

 

住宅診断のチェック項目

  • 屋根の点検

屋根は最も被害を受けやすい場所です。しかし、生活している中で屋根を上から見ることはありませんので気付きにくいです。瓦のひび割れ・欠け・ずれ・歪み、板金の浮き・釘浮き・アンテナの被害がないか確認します。


関連記事 : 台風や大雪などの自然災害で屋根に被害が!修理費用を抑える方法とは?


  • 外壁の点検

クラック(ひび割れ)やコーキングの剥がれがないか確認します。

地震による被害は、地震保険の補償となります。


  • 雨樋の点検

歪みや割れ、止め金具のはずれている箇所がないか確認します。


関連記事 : 雨樋の必要性と、台風・大雪で破損してしまった時の対処法を教えます!


  • 軒天の点検

軒天材の剥がれや雨染み、割れがないか確認します。


  • ポリカ波板・平板の点検

ポリカとはポリカーボネートの略称で、主にカーポートやテラスに使用されている素材です。

割れや欠けなどの破損箇所がないか確認します。


関連記事 : 火災保険でカーポートが直せるって本当?


  • 網戸・雨戸の点検

網戸や雨戸も補償の対象です。

台風時の強風による歪みやずれ、飛来物による損害がないか確認します。


  • 門扉・門塀・フェンスの点検

建物そのものではないですが、敷地内にある建物の付属物とされるため補償の対象となります。

歪みやずれ、割れている箇所がないか確認します。


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住宅診断を受けて火災保険が適用された事例

 

修繕工事を終えたお客様のご紹介でお問い合わせいただいた、S様。目に見えた被害はないとおっしゃっていましたが、実際に調査したところ、瓦の浮き・ずれがありました。このまま放置すると雨漏りの原因になってしまいます。

下山様 瓦浮き・ずれ 写真 2020-08-05 13 03 43

台風による強風の影響で屋根瓦の一部が破損してしまったため、当団体のサポートを利用し保険会社へ申請。火災保険の風災補償を使って修理することができました。

 

住宅診断をするなら【一般社団法人 日本住宅再生支援機構】へ

 

火災保険は火災以外の自然災害や盗難など、住まいにまつわる損害にも幅広く補償することができます。火災保険が適用されるのは、自然災害による被害かどうかということが判断基準です。経年劣化とみなされた場合はどんな保険でも適用されません。


冒頭で述べたように、近年、自然災害による損害が多く見受けられますが、火災保険が適用されるかどうかは調査員の判断によって左右されます。

 

当団体では、経験豊富なプロの調査員による住宅診断を行っています。また保険申請サポートでは約8割のご家庭で平均90万円以上の受給実績があり、自己負担のないリフォームが実現できています。


この機会にあなたの大切なお住まいも点検してみてはいかがでしょうか?

ぜひ一度、【一般社団法人 日本住宅再生支援機構】へお問い合わせください。