騙されないで!悪徳リフォーム業者の見分け方

query_builder 2023/01/05
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家にいると、一度はリフォーム業者などの訪問販売が来たことはありませんか?

訪ねてくる企業の中には、優良企業もあれば、悪徳企業も存在します。

今回は、悪徳リフォーム業者に騙されないよう特徴や手口、回避するためのポイントなどについてお話ししたいと思います。





悪徳業者を知ろう

実際に訪問販売を行う業者の中でも、家の状態をちゃんと見て然るべき工事を推奨する業者と、利益を目的とした悪徳業者が存在するのでどう判断していいかわからないという方が多いと思います。

そのためにも、悪徳業者がどのようなものなのか、しっかりと知っておく必要があります。


まず、悪徳業者のタイプは大きく分けて2つ存在します。  

・施工不良タイプ

契約内容と沿わない工事を行う業者です。

契約を促すため工事費用をできるだけ下げて契約させ、利益を出すために使用建材の質を下げ安い物を使用したり、必要な建材の量や手順、工法を省いて建築基準法の規定を下回る施工をしたりします。  

・詐欺タイプ

嘘の見積もりを提示して法外な金額で契約をさせたり、必要のない無意味な工事を契約させる、また工事の放棄や失踪などがあります。

高齢者を狙い資産を騙し取るなど、巧みな話術で契約を勧めてきます。




こんな業者は要注意!

悪徳業者のチェックポイント


☑大げさなことを言って不安を煽る

「次地震が来たら崩壊する」「このままだとすぐに雨漏りしてしまう」など状態を大げさに説明して不安をあおり、すぐ契約しないといけない気持ちにさせます。

☑高すぎる、または安すぎる金額提示

金額が高すぎると、詐欺である可能性が高く、逆に安すぎると施工不良工事を行われる可能性があります。

☑その場で契約を促す

考える暇を与えまいと、とりあえず契約をさせるために「今契約すると得点で割引がつく」などとうまい話で誘ってきます。

☑しつこく勧誘を繰り返し、なかなか帰ろうとしない

一度断ったのに2回目以降も訪ねてくる、また、断っているのになかなか帰ろうせずに根気負けで契約をさせようとしてきます





特に悪質…工事個所を無理やり作る業者

悪徳業者の中で特に悪質な業者が、調査と装い家の内部に入り、家主の見えないところでわざと工事個所を作ることもあります。

具体的に、

・屋根に上り屋根材を割る

・アンテナや雨樋などの設備を壊す

・シロアリを持参して家にいたと嘘をつく

など、本来正常な箇所の工事が必要となってしまいます。

壊されてしまうと破損前後の証明が難しいのでとても悪質です。




怪しい業者が来た時に取るべき行動

・名刺をもらう

会社の所在地やホームページが書いてあるか確認するようにしましょう。

名刺をもらったらまずは所在地を調べ事務所が存在するのか調べ、次にホームページをみて架空の物でないか確認し、口コミなどもチェックしましょう。

・絶対にその場で契約しない

その場での契約は、トラブルの元です。

通常は、まず工事個所の説明やしっかりとした調査をまず行います。

その場で契約、また契約金の話をしてきた場合は必ず断りましょう。

・他社にも数件見積もりを取る

金額が正当であるか、また工事個所の状態が共通しているかを見極めるために複数の業者に見積もりを取ると、見分けがつきやすくなります。

・必ず第三者に相談してから決める

特に、判断能力の低い高齢者などは狙われやすいため、必ず家族か友人に相談してから決めましょう。

騙されていないか、客観的な他人の意見を聞くと判断がしやすくなります。

・支払いの流れを事前に確認する

一概に後払いだけが優良とも言えませんが、十~百万単位の高額な金額を前払いと言ってくる優良業者はほとんどいません。

後払いの場合は、知らない間に加算されていたり、工事着工後に追加工事を出してきて追加せざるを得ない状況にしてくる業者もいるので、事前に支払いの流れはしっかりと確認しておきましょう。        






被害に遭ってしまったら


契約後におかしいと思った場合は、契約後8日以内であれば違約金の発生なくキャンセルすることが出来ます。(クーリングオフ)

すでに高額な金額を支払ってしまった後だったり、工事後に工事した場所に違和感や、施工不良がみられる場合には消費生活センターや警察、弁護士に相談しましょう。  

一度お金を払ってしまうと返ってこなかったり、施工不良でさらに工事が必要になってしまうと余計に金額がかかってしまいます。

そんなことにならないためにも、しっかりと業者和見極められるようにしましょう。











リフォームに関するご相談は、【一般社団法人 日本住宅再生支援機構】へお気軽にお問い合わせください。