カーポートの屋根は飛びやすい?台風対策と火災保険を使った修繕方法を教えます!

query_builder 2021/04/12
カーポート
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雨や風から車を守ってくれるカーポート。

しかし、カーポートは構造上、台風の影響を受けやすく、破損してしまうことも多々あります。近年の台風で家の屋根が飛ばされてしまったり、雨漏りしてしまうなどの住宅被害の他に、カーポートの破損が多く報告されています。

 

そこで今回は、カーポートが飛ばされないための台風対策と、もし被害に遭ってしまったらどうしたらいいのかも紹介します。

 

カーポートの種類・仕組み

 

種類

カーポートには一般的に、片側支持タイプと両側支持タイプの2種類があります。

屋根の片方にのみ支柱がある片側支持タイプに対し、両側支持タイプは屋根の両側に支柱があるのが特徴です。

 

両側支持タイプの方が強度がありますが、景観や乗り降りのしにくさなどから片側支持タイプのカーポートを使っている方も多いと思います。

 

仕組み

カーポートの屋根は構造上、飛ばされやすくなっています。屋根と支柱が強く固定されていると、支柱ごと倒れてしまったり、カーポート全体が破損し、被害が大きくなるからです。

 

カーポートの台風対策

 

1.   屋根材を取り外す

事前に外しておけば飛ばされる心配はありません。

高さがあり危険なので、業者に依頼することをおすすめします。


2.   飛散防止ネットを張る

カーポートを覆えるサイズのゴルフネットや防風ネットがおすすめです。


3.   支柱の補強をする

屋根の補強には「屋根ホルダー」というものがあり、取り付けることによって強度を上げてくれます。

 

上記以外には、カーポート周辺にあるガーデニング用品や自転車の空気入れなどは家の中に入れておきましょう。飛んでしまった場合、カーポートを傷つける可能性があります。

また、カーポートだけでなく、車の台風対策もしておくことも大切です。

 

台風被害は火災保険を使って修理できる

 

台風対策をしていても被害に遭ってしまうこともあります。

では、実際に被害に遭った場合はどうしたらいいのでしょうか。

 

まずは破片の回収・片付けや近隣に被害がないか確認する他に、火災保険が適用されるか確認する必要があります。

 

火災保険と聞くと、火災による被害しか補償してもらえないと思うかもしれません。実は火災保険は火災以外にも、台風や大雪、落雷などの自然災害による損害も補償してしてくれます。

ですので、台風によって破損したカーポートも条件さえ揃っていれば、火災保険を使って修理することができるのです。ただし、経年劣化による破損の場合や、被害に遭ってから3年以上経った場合は補償の対象外となるので注意しましょう。

 

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カーポートに限らず、自然災害の被害に遭った際は、住宅診断の相談をしてみてはいかがでしょうか。