火災保険はどう申請するの?保険金の請求・申請方法を解説!

query_builder 2021/05/18
火災保険
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自然災害による損害を受けた際、火災保険で補償されることは分かっていても、いざ保険金の請求をしようと思ってもどのようにしたらいいか分からない方も多いと思います。そこで今回は、火災保険の請求の流れについて紹介します。

 

また、火災保険は火災だけでなく幅広い範囲で補償してくれますが、火災保険を利用した悪徳業者が存在し、トラブルが発生しているようです。被害に遭わないために注意すべき点もお伝えします。

 

火災保険はどう申請する?

 

実は、火災保険は生命保険や自動車保険と違って申請が難しいです。

 

生命保険の場合は病院に行けば診断書がもらえ、自動車保険の場合は車屋に行けば修理の見積書がもらえます。しかし火災保険の場合は、自分で被害箇所の撮影や書類の作成をしなければいけません。さらに、せっかく必要書類を作成したとしても、専門的な知識がないからと色々と条件を付けられて、保険金を減額されることもあります。

 

では実際に、保険金の請求方法を確認していきましょう。

 

保険金請求方法

 

請求から支払いまでの流れは以下の通りです。

※保険会社や状況によって内容が変わる可能性もあります。

 

1.     保険会社へ連絡

2.     保険会社から必要書類が送られてくる

3.     必要書類の記入・提出

4.     保険会社による被害状況の調査

5.     保険金の入金

 

まず初めに重要なのが、被害状況を報告する書類や写真です。被害日時や原因、損害程度などが明確でないと保険金がおりないこともあります。

 

次に重要なのが、適切な見積書で申請することです。保険会社が必要と判断した場合、鑑定人が被害箇所の調査を行います。調査内容は被害状況の確認、見積もりの妥当性のチェック、保険会社への報告です。適切な見積もりであれば、申請する金額に近づけることができます。

 

鑑定結果に納得がいかない場合

▪鑑定会社や鑑定人を変更してもらう

▪保険会社の相談窓口へ相談する

▪専門的な知識がある保険のプロへ依頼する

 

鑑定人によって鑑定結果が変わることは少なくありません。鑑定人を変えてもらったり、第3者を巻き込んだ判断も一つの方法です。

 

火災保険の申請回数と請求期限

 

火災保険に申請回数はありません

また、一度利用したことがあっても、保険料が上がることもありません

 

しかし、火災保険の請求期限は保険法によって3と定められています。

被害を受けてから時間が経ってしまうと因果関係を説明することが困難となり、適正な保険金の支払いができなくなるからです。慌てて請求する必要はありませんが、先延ばしにしていると時効を迎え、申請ができなくなるので注意しましょう。

 

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火災保険を利用した悪徳業者に注意

 

近年、「火災保険を使えば実質無料で修理できます」「火災保険の申請代行をします」という申請代行を語り、強引に契約を結ぼうとする悪徳業者が増えています。

 

必ずしも保険金がおりるという確約はありませんし、火災保険は契約者が申請をしなければならないため、申請の代行をすることは契約違反になる可能性があります。トラブルに巻き込まれないために、見分けるポイントをお伝えします。

 

▪火災保険の申請代行を名乗った業者ではないか

▪高額な手数料や修繕費用の差額を請求されていないか

▪しっかりとした説明、契約書があるか

▪パンフレットやホームページの有無、またはホームページが更新されているか

 

すべてが詐欺や悪徳業者とは限りませんが、弱みに付け込んで強引に契約を結ぼうとする業者には十分に注意しましょう。

 

火災保険を使って修繕するなら【一般社団法人 日本住宅再生支援機構】へ

 

住宅の損害程度は、素人が見ただけでは判断が難しいと思います。また、適切な見積書で申請するために複数の見積もりを取るのも手間ですよね。

 

当団体は代行ではなく、火災保険が適用されるかどうかの調査や保険会社への申請手続き、工事終了までを、経験豊富なプロの調査員がフルサポートしています。もちろん費用はかかりません。

申請手続きにお困りの方、鑑定結果に納得がいかない方、トラブルに巻き込まれないか心配な方は、ぜひ一度【一般社団法人 日本住宅再生支援機構】へご相談ください。