網戸の破損は火災保険で補償される?

query_builder 2021/04/19
その他
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段々と暖かくなり、窓を開けて網戸で過ごすことも増えてくると思います。

これからの時期に活躍する網戸ですが、台風などの影響で破れてしまったとき、火災保険で修理ができるのをご存知でしたか?

 

今回は火災保険を使って網戸を修理するために、保険金がおりる条件や申請方法をお伝えします。ぜひ、最後までご覧ください。

 

網戸の破損も火災保険の補償対象

 

火災保険といえば火災のための保険と考える方も多いと思いますが、実は、網戸の破損も火災保険の対象になります。しかし、火災保険を利用するには網戸の破損原因や請求条件を確認する必要があります。

 

以下、火災保険が適用される事例です。

 

台風などの風災被害

風災とは台風をはじめ、竜巻や暴風など強い風によって生じた損害のことをいいます。風災によって網戸が飛ばされたり、破損した場合は火災保険が適用されます。

また、雹(ひょう)災で被害を受けた場合も同様です。雹は直径5mm以上の氷の粒を指し、網戸を突き破ってしまうこともあります。

 

不測かつ突発的な事故

家具の移動中によろけて網戸が破けてしまったり、子どもおもちゃを投げて穴が空いてしまったなど、突発的な事故によって破損した場合に補償を受けることができます。ただ、小さな凹みや擦り傷程度の外観上の破損のような機能に支障をきたさない場合は、補償の対象とならないので注意しましょう。

 

物体の落下・飛来・衝突

飛んできたボールや石によって網戸が破損した場合や、自動車が突っ込んできた場合にも補償を受けることができます。ただし、損害賠償と合わせて二重に補償を受けることはできません。

関連記事 :火災保険の「物体の落下・飛来・衝突」はどんな補償?風災補償との違いとは?

 

補償が受けられないケース

 

▪経年劣化の場合

経年劣化によって生じた損害は火災保険の対象ではありません。

 

▪被害から3年以上経過している場合

保険金の請求期限は保険法で3年間とされています。

関連記事 :火災保険の請求期限はあるの?

 

▪対応する補償内容を契約していない場合

「不測かつ突発的な事故」や「物体の落下・飛来・衝突」は保険料を安くするために契約しないということもよくあります。契約していない内容で補償を受けることはできませんので注意しましょう。

 

保険金の申請方法

 

1.     保険会社へ連絡

2.     保険会社から必要書類が送られてくる

3.     必要書類の記入・提出

4.     保険会社による被害状況の調査

5.     保険金の入金

 

※保険会社や状況によって内容が変わる可能性もあります。

 

上記が請求から支払いまでの流れです。

実際に申請してみようとすると、保険会社とのやり取りや、見積書の用意など個人でおこなうには難しいです。さらに、保険会社から色々と条件をつけられて見積金額より低くなることもありますし、被害箇所の写真の撮り方ひとつで審査金額が変わってしまいます。

 

そこで重要なのがプロの調査員に依頼する!ということです。

 

火災保険を使って網戸の修繕するなら【一般社団法人 日本住宅再生支援機構】へ

 

当団体では、台風や大雪などの自然災害による被害箇所の住宅診断を無料で行っています。

保険が適用だった場合には、保険会社への申請方法から修繕工事終了までを、保険申請のプロがしっかりとサポートします。審査の結果、給付金受給に至らなかった場合はそこでサポート終了となり、もちろん費用はかかりません。安心してご相談ください。

 

自然災害による住宅被害を受けてお困りの方はぜひ一度、【一般社団法人 日本住宅再生支援機構】へお問い合わせください。