積乱雲による風害!ダウンバーストって?風害による被害は火災保険で修繕しよう!!
近年、突風による被害が頻繁に報道されるようになりました。突風にはいくつか種類がありますが、その中でも「ダウンバースト」という現象をご存じでしょうか?「竜巻」によく似た現象で、上から下へ強く吹き付ける風です。ニュースなどでは突風とまとめられてしまうことが多いので、聞きなれないと思います。今回はその「ダウンバースト」についてご説明します。
ダウンバーストとは?
通常、積乱雲は大気の状態が不安定な気象条件で発生しやすくなります。猛暑などの影響で発達した積乱雲が通過する際に、四方に大きく広がる強い風のことを「ダウンバースト」と呼びます。
竜巻は空気を巻き上げて被害地域が線状に現れるのに対し、ダウンバーストは空気が、四方八方に広がるため、被害範囲は竜巻より広くなります。通常で風速30m、酷いと50mを観測することや秒速70mを超える場合もあるくらいの猛烈な風です。
風の強さと影響
▪風速15m以上
(熱帯低気圧のうち、風速17m以上を台風という)
風にあおられ歩くのが困難で転倒する可能性がある
▪風速25m以上
自分だけの力では立っていられない
看板や屋根瓦などが落下・飛来し、樹木が折れてしまう
▪風速35m以上
電柱が倒れ、車や電車が横転することがある
ダウンバーストによる全国の被害例
ダウンバーストにより、車が横転したり、木が倒れてケガをしたり、住宅の屋根や太陽光パネルが吹き飛ばされる被害が報告されています。
最近の発生状況
▪2016年7月14日 埼玉県 児玉郡上里町、本庄市
▪2017年7月17日 栃木県 大田原市
▪2017年7月18日 東京都 豊島区
▪2018年7月16日 茨城県 常陸大宮市
▪2018年8月25日 群馬県 邑楽郡千代田町、太田市
▪2018年8月26日 栃木県 栃木市、小山市
▪2018年8月27日 埼玉県 さいたま市
東京都 練馬区、杉並区
このように、ダウンバーストは関東周辺で多く発生しています。
ではなぜ関東周辺で多く発生するのでしょうか。
その要因にはヒートアイランド現象や地方風の影響が考えられます。
ヒートアイランド現象とは、都市の気温が周囲よりも高くなる現象をいいます。コンクリートやアスファルト、高層ビルによって熱が蓄積されやすく、他にもエアコンや車など他にも多くの熱が排出されることで、強力な上昇気流が発生します。つまり、積乱雲が発生しやすい状況にあるということです。
また、関東平野が広がり平坦な地形をしているため、地方風などが広がりやすいです。これが被害を大きくする要因にもなっています。
風害による被害は火災保険で修繕できる
積乱雲はダウンバーストの他にも、落雷や竜巻、ゲリラ豪雨など様々な災害を引き起こします。それらの災害によって破損してしまった住宅は、火災保険を活用して自己負担ゼロで修繕することができます。【一般社団法人 日本住宅再生支援機構】では、火災保険で修繕が可能か無料で調査をしております。
住宅のトラブルを調査する際は、ぜひ【一般社団法人 日本住宅再生支援機構】へお問い合わせください。
関連記事 : 火災保険の【風災補償】とは?
関連記事 : 竜巻による住宅被害!火災保険で修理するには?
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