台風・暴風雨のあとにチェックする箇所はここ!
台風の通り道である日本は、毎年多くの台風が発生し、度々大きな被害をもたらしています。
台風による被害の大きさは様々で、一見被害がないような箇所でも、強風や大雨を何度も受けることによって影響が出ている可能性があります。
そこで今回は、被害の拡大を抑えるために、台風が通過した後にチェックしておきたい箇所をご紹介します。
台風通過後にチェックするポイント
建物の外観
▪屋根
屋根は風と雨の両方が強く当たるため、最も多く被害を受けてしまう箇所です。瓦の欠け・割れ・ずれや、漆喰の剥がれ、軒天の割れ・剥がれ・染み、板金の釘浮きなどがあります。その他にも、アンテナやソーラーパネルに被害がある場合もあります。屋根の被害はすぐに雨漏りに繋がってしまうので、十分にチェックすることが必要です。
↑瓦のずれ
▪雨樋
強風により歪み・はずれ・割れが出ていることがあります。また、枯れ葉やゴミが溜まって機能しなくなってしまうこともあるので、併せてチェックしましょう。
↑雨樋の歪み
▪外壁
クラック(ひび割れ)やコーキングが剥がれていないかチェックしましょう。隙間から水が染み込んでしまう可能性があります。
↑外壁ひび割れ
▪その他
建物そのもの以外にも、カーポートやフェンス、門塀などに被害がないかチェックすることも必要です。飛来物によって割れたり、歪んだりしてしまっている可能性があります。
室内
▪窓ガラス
飛来物によって窓ガラスにひびが入ってしまうことがあります。窓ガラスだけでなく、網戸や雨戸にも被害がないかどうかのチェックもしましょう。
▪天井
屋根や瓦に受けた被害をそのままにしておくと、次に台風や暴風雨が直撃した際に雨漏りし、天井に雨シミができてしまう可能性があります。
火災保険の補償内容も確認する
台風の影響で破損してしまった箇所は、火災保険で直すことができます。
火災保険の補償対象は「建物」(建物そのものや敷地内にある車庫や物置)と「家財」(家の中にある家電製品や家具)に分かれており、以下の3通りです。
▪建物のみ
▪家財のみ
▪建物+家財
もし「建物」のみしか契約しておらず、台風によって雨漏りし、家財にも影響が出てしまった場合、「家財」は補償の対象外となるので修理費用や再購入は自費になってしまいます。
このように考えると、毎月の掛け金は多少増えてしまうかもしれませんが、「建物」だけでなく「家財」も火災保険の対象に含めておくといいでしょう。
まとめ
このように台風や暴風雨が過ぎた後にチェックすべき項目はいくつかあります。被害の拡大を防ぐためには、早い段階で対応することが大切です。
しかし自分で屋根に上ることは危険ですし、判断が難しいため、専門業者へ依頼することをおすすめします。
【一般社団法人 日本住宅再生支援機構】では、台風後の住宅診断を無料で行っています。また、実際に被害箇所が見つかった際には、保険会社への申請方法から修繕工事終了まで、しっかりサポートいたします。ぜひ一度お問い合わせください。
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