地震対策って何をしたらいいの?地震に備える防災チェック!
2021年3月11日、東日本大震災から今日で10年が経ちました。
今も多くの方が被災の影響を受けています。
地震大国である以上、いつ地震の被害に遭ってもおかしくはないので、万が一のためにできる限りの備えをしておきたいですよね。
では実際に、地震の対策って何をしたらいいのでしょうか。
今回は、地震対策のポイントや用意しておくべき防災グッズについて紹介します。
自分や大切な家族を守るため、ぜひ最後までお読みください。
地震対策って何をしたらいい?
みなさんのご家庭では、どのような地震対策を行っていますか?「何をどれだけ準備したらいいかわからない…」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
▪家庭で行う地震対策
▪用意しておくべき防災グッズ
▪災害が起きる前に確認しておくこと
以上3つの項目を参考に、防災対策をしっかりしていきましょう。
家庭で行う地震対策
1.家具の固定や転倒・落下防止
家具が倒れて出入口がふさがれることがないよう、家具の配置を見直しましょう。
さらに家具が転倒しないように固定することも大切です。
家具の固定グッズを転倒防止効果が高い順に紹介します。
▪L型金具
▪ベルトやチェーン
▪ポール(伸縮棒)
▪ストッパー
割れたら危険なテレビや冷蔵庫、ストーブの転倒は火災が発生するなど、二次災害に繋がる恐れもあるので特に注意が必要です。
2.寝室・子ども部屋の家具や物は少なくする
1日の睡眠時間を8時間とすると、人は1日の約3分の1は寝室で過ごしていることになりますが、睡眠中はすぐに身を守ることが難しいですよね。ですので、できるだけ量を減らし、どうしても必要な場合は配置の見直しや家具の固定をしましょう。
3.飲食料の備蓄・防災バックの用意
大きな地震が起きると、電気やガス、水道などのライフラインが停止し、復旧までに時間がかかることが予想されます。スーパーやコンビニもすぐに商品がなくなる可能性もあります。そのため、長期保存ができる飲料水や非常食を備蓄しておくことが大切です。飲料水も食料も3日分が目安とされており、大規模災害の際は1週間分の備蓄が望ましいとされています。
▪飲料水 : 1日3リットル×家族の人数分
▪非常食 : 3食3日分×家族の人数分
▪その他 : トイレットペーパー、ティッシュペーパー、ライター、懐中電灯、カセットコンロなど
そして、いざという時にすぐに持ち出せる「防災バック」を用意しておくことも大切です。最近では簡易的な防災バックも多く販売されていますが、必要なものはそれぞれ違うと思いますので、以下の内容を参考に揃えておきましょう。
避難所生活に備える防災バック
□飲料水(1日3リットル)
保存水の他に、スポーツドリンクや野菜ジュースなど
□非常食
ご飯(アルファ米など)、レトルト食品、缶詰、乾パン、ビスケット、チョコなど
□照明・情報収集
懐中電灯、マッチ・ろうそく、携帯ラジオ、予備用電池、モバイルバッテリー
□装備品
ヘルメット・防災ずきん、レインコート、防寒着、衣類・下着、タオル、防災手袋、ホイッスル
□救急用品
ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬、お薬手帳
□日用品
ペーパー類、簡易トイレ、ごみ袋(消臭袋)、ウエットティッシュ、洗面用具、口腔ケア、マスク
□貴重品
現金(小銭が多め)、身分証明書、預金通帳、印鑑、保険証など
□その他個人で必要なもの
眼鏡、コンタクト、補聴器、アイマスク、生理用品など
□あると便利なもの
ライター、紙皿・紙コップ、スプーン・はし、サランラップ、アルミ製保温シート、ガムテープ、はさみ、筆記用具、使い捨てカイロ、簡易スリッパなど
最近では100円ショップでも防災グッズを購入することができますし、水不要のドライシャンプーや歯磨きシートなど便利なアイテムがたくさんあります。
季節によったり、子どもがいる家庭、高齢者がいる家庭によって必要なものは変わるので、定期的なチェックが必要です。また、すぐに持ち出させるよう玄関近くやバルコニーのある部屋に置くといいでしょう。
災害が起きる前に確認しておくこと
家具の配置や防災グッズの用意も大切ですが、避難場所や安否確認方法について家族内で確認しておくことも大切です。
1.避難場所、避難経路の確認
お住まいの地域の避難場所と避難経路は、国土交通省が提供している【ハザードマップポータルサイト】で確認することができます。
ハザードマップには、被害予想区域・被害の範囲・避難場所・避難経路などがまとめられており、安全に避難するのに役立ちます。避難勧告や避難指示が出た際に、速やかに行動できるようしっかりと確認しておきましょう。
2.家族で安否確認方法を決めておく
災害時は電話の回線が込み合い、繋がりにくくなります。
災害用伝言ダイヤルやSNSサービスを活用して、お互いの安否が確認できるよう家族で共有しておきましょう。
▪災害用伝言ダイヤル「171」
災害時に安否確認等の連絡ができる、音声による伝言板の役割を果たすシステムです。「171」に電話をかけ、音声ガイダンスに従って録音をします。相手の電話番号がわからないと伝言が再生できないため、あらかじめ準備しておきましょう。
▪SNS
インターネットが使用できる場合、TwitterやFacebookなどのSNSのメッセージ機能を使って連絡を取ることもできます。
まとめ
東日本大震災をきっかけに、より多くの方が災害に対して意識するようになったかと思います。また、今日3月11日に防災バックの見直しをされる方も多いのではないでしょうか。
水や食料の備蓄や、避難場所の確認などはすぐにできる対策です。まだ何もしていない…という方はできることから始めてみてください。
自然災害はいつどこで発生するかわかりません。
自分と大切な家族の命を守るために、しっかりと防災対策をしておきましょう。
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