エアコンや室外機の故障は火災保険を使って修理できるって本当?

query_builder 2020/06/24
その他
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エアコンは冷房や暖房、除湿など日常生活において欠かせません。そうなると困るのが故障してしまった時です。しかし、修理をする際に気になるのは修理費用ですよね。

 

実は、故障の原因によってはエアコンや室外機の修理費用が火災保険で補償される可能性があります。では、どのような場合に火災保険を適用した修理が可能なのでしょうか。

 

エアコンや室外機は火災保険で補償される

 

火災保険と聞くと、火事などの時にしか使えないと思ってしまいがちですが、台風や大雪などの自然災害による被害の補償も受けることができる万能な保険となっています。


火災保険の対象


火災保険の補償対象は「建物」(建物そのものや敷地内にある車庫や物置)と「家財」(家の中にある家電製品や家具)に分かれています。

 

エアコンは家電製品なので家財と思う方もいるかもしれませんが、「建物」で補償されます。エアコンに限らず、浴槽やソーラーパネル、アンテナなど建物に取り付けられたものは、建物の一部として扱われます。
ただし、入居後に自ら購入し設置した場合は「家財」で補償されることもあるので注意しましょう。

 

ではエアコンの室外機はどのような扱いになるのでしょうか。
室外機もエアコン本体と同様、建物の一部として火災保険の補償対象となります。

 

火災保険で補償される事例

 

▪火災でエアコンが焼けた

▪落雷による過電流でエアコンが故障した

▪台風などに強風によって室外機が飛ばされたり倒れたりした

▪浸水や洪水によってエアコンや室外機が故障した

▪屋根からの落雪で室外機が故障した

▪強風によって瓦が飛んできて、室外機に当たって故障した

▪車が家に衝突して室外機が故障した

 

以上のように、エアコンや室外機の故障に対して幅広く補償を受けることができます。

 

経年劣化は補償の対象外

 

エアコンや室外機の故障原因のひとつに、経年劣化があります。保険は突発的な災害や事故などに備えるものです。経年劣化による故障は予測できた損害であるため、火災保険の補償の対象にはなりません。

 

経年劣化の基準は保険会社によって違います。補償の対象となる原因でエアコンや室外機が故障した場合でも、故障原因の判断は保険会社によって決定されます。

 

エアコンから水漏れした場合は?

 

エアコンの故障でよくあるのが水漏れによるものです。
水漏れが原因で床や壁が損害となり、修理や張替えが必要となった場合は火災保険の「水漏れ補償」で補償を受けることができます。

 

この補償を受けることができるのは、給排水設備の故障による場合のみです。エアコンの経年劣化や給排水設備以外が原因で起こった水漏れは補償対象外となります。また、エアコン本体や排水ホースの修理費用は、水漏れ補償では補償されないので注意しましょう。

 

まとめ

 

原因が自然災害など火災保険の補償対象であれば、エアコンや室外機の故障は保険金で直すことができます。また、よく起きる水漏れに関しても同じです。

現在契約している火災保険の補償内容を確認してみるといいでしょう。

 

しかし、いざ火災保険の補償を受けようと思っても、保険会社への申請手続きや必要書類の提出など、個人で行うには大変なことばかりです。

 

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