雹(ひょう)の被害が!雹災補償の適用範囲は?

query_builder 2019/05/28
その他
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近年、日本では異常気象によりさまざまな自然災害が起こっています。最近では関東全域で大粒の雹が降り、窓ガラスが割れてしまったなどの被害も多く報告されています


今回は
風災・雹災・雪災の中の雹災スポットを当て、
雹災補償の適用範囲をご紹介します。


雹災とは?


雹災とは、雹(ひょう)または霰(あられ)が引き起こす災害です。
氷の粒の大きさによって呼び方が異なり、直径5㎜以上を雹、直径5㎜未満を霰といいます。


霰は粒が小さく、建物等の被害も少ないため、保険申請をした場合でも霰の被害と認められる可能性は低いです。雹は固く、大きさもあるため、建物に大きな被害がもたらされます。実際にゴルフボールほどの大きさが降ることもあります。


雹災による被害


▪雹が窓ガラスや網戸に当たり割れてしまった、または歪んでしまった
▪雹により雨どいが損害を受けた
▪室内に吹き込んで、家具が傷ついたり壊れたりしてしまった
▪雹が当たって太陽光パネルや瓦、外壁などが破損した


このような被害は火災保険の雹災として認められます。


雹災補償を受けられないケース


▪雹災によらない吹き込みによる損害
 雹によって破損した部分からの吹き込みで生じた損害は補償の対象ですが、窓の隙間や通気口からの吹き込みは対象外です。


▪自動車への損害の場合

 自動車の損害は火災保険ではなく、自動車保険の車両保険が対象となります。

 

▪経年劣化の場合
 経年劣化によって生じた損害は火災保険の対象ではありません。


▪被害から3年以上経過している場合

 保険金の請求期限は保険法で3年間とされています。

 

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