土砂災害で住宅被害が!火災保険は適用される?
傾斜が急な山が多い日本の地形は、台風や集中豪雨、地震などが頻発しています。それによって地盤が緩み、土砂崩れやがけ崩れ、地すべりなどの土砂災害が発生しやすい環境にあります。
では、土砂災害は火災保険の補償の対象となるのでしょうか。
土砂崩れや、がけ崩れは火災保険で適用される
土砂崩れやがけ崩れは火災保険の水災補償が適用されます。
海や川から離れているから大丈夫と水災補償を外している家庭もありますが、山や崖が近いなど土砂崩れの危険性が少しでもあるのであれば、水災補償を付けておくことをおすすめします。
また、都会だから安心と考える方も多いですが、豪雨によって川が氾濫し、土砂崩れが発生する“都市型洪水”も増えてきています。
なだれ込んできた土砂によって塀や壁が破損したり、住宅が倒壊することもあります。
それらの被害は、火災保険に入っていれば補償されます。
火災保険で補償されないケース
▪地震が原因の場合
地震が原因で起こる土砂崩れは、地震保険での補償となります。
▪被害から3年以上経過している場合
保険金の請求期限は保険法で3年間とされています。
▪経年劣化の場合
年数が経っていると水災によるものだという証明が難しくなります。
前兆現象
土砂災害には、「がけ崩れ」「地すべり」「土石流」の3つの種類があり、これらが発生するときには、何らかの前兆現象が現われることがあります。
▪雨が降り続いているのに、川の水位が下がる
▪川が濁ったり、流木が混ざり始める
▪斜面や崖、地面にひび割れができる
▪崖から小石が落ちてくる
▪崖や斜面から水が噴き出る
上記のような現象が前兆現象のすべてではありません。
こうした前兆現象に気づいたら、いち早く安全な場所に避難することが大事です。
また、前兆現象がない場合でも土砂災害が発生することもあります。雨が降り出したら「土砂災害警戒情報」はもちろん、各情報に注意し、警報が発表されたら早めに避難しましょう。
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