【防災・減災】わかっているようでわかっていない減災の7つの備え

query_builder 2022/06/17
防災
防災・減災について考える家族の図

防災と減災という言葉は耳にしたことはあるかと思いますが、実際どういった違いがあるのかわからない…という方もいらっしゃるかと思います。
今回はまず防災と減災の違いを理解した上で減災の7つの備えについてご紹介します。



防災とは

自然災害(暴風・豪雨・豪雪・洪水・地震・津波・噴火など)を未然に防ぐ、または災害による被害を未然に防ぐための備えの事を意味します。



減災とは

災害時において、発生する被害を最小限に防ぐ取り組みの事を意味します。


災害被害が出ないように備えるのが防災

災害被害を最小限に備えるのが減災です。


違いがわかったところで、減災について詳しく触れていきます。



減災の7つの備えについて

減災には7つの備えがあります。

減災の取り組みとして、内閣府は7つの備えを発表しています。
それぞれの備えについて詳しく解説していきます。



1. 自助・共助

自助とは自分自身の身を守ること、共助とは身近にいる者同士で助け合うことを意味します。

今のうちから、「自分の身を守るためにできること」「家族でできること」「近隣住民と共にできること」を考え、話し合うのがとても大切です。



2. 地域の危険を知る

防災マップ(ハザードマップ)を確認し、自分の住んでいる地域がどのような被害に合う可能性があるか、しっかり確認しておくことが重要です。



3. 地震に強い家

耐震性に不安がある場合には、一度耐震診断を受けるのがオススメです。耐震診断を受ける1つのポイントは、平成12年(2000年)以前に建てられているかどうかです。


現在の耐震基準を満たしているか、確認のためにも耐震診断を受けることをオススメします。

各市区町村において、耐震化助成制度という、耐震診断や耐震補強工事の費用を一部助成する制度が設けられている場合があります。


受ける際には、ぜひ一度確認してみてください。



4. 家具の固定

地震による被害の中でも、家具類の転落による負傷者は少なくありません。


壁や床に固定できるものはしっかり固定し、窓やガラスには飛散防止フィルムを貼っておくことも大切です。



5. 日頃からの備え

事前に準備しておきたい物は、次の2つになります。



外出時に持っておくもの
身分証明書
免許書・保険証・マイナンバーカード
状況を把握できるもの
ポケットラジオ・スマートフォン・筆記用具
閉じ込められたときに必要なもの
水・ハンカチ・笛・食料(アメ・チョコなど)

自宅に用意しておくもの
避難するためのもの
LEDライト・履きなれた靴・手袋・
日常生活に必要なもの
食料・水・常備薬・口座番号等を控えたメモ



6. 家族で防災会議

あらかじめ、災害時の連絡先や集合場所を決めておくことが大切です。


また、お子様がいる場合には、保育園・幼稚園・小中学校に災害時の対応についての確認もしておくと安心です。



7. 地域とのつながり

日頃からご近所付き合いをし、コミュニケーションをとっておくことで、いざという時に助け合える関係を、作っておくことが大切です。



防災・減災のリフォームについてのご相談は、【一般社団法人 日本住宅再生支援機構】にお任せください

防災・減災には一人ひとりが日頃から意識し、備えることが大切です。いざという時のために今一度見直してみてはいかがでしょうか?


防災・減災のリフォームについてのご相談は、【一般社団法人 日本住宅再生支援機構】へお気軽にお問い合わせください。