節電&節ガスで、寒い冬を乗り切ろう!

query_builder 2022/11/10
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節電

今年はニュースでも連日取り上げられている通り、エネルギー不足による電気代ガス代の大幅な高騰が指摘されています。

また食品や生活用品の物価もみるみる上昇し、日本全体に生活への大打撃を与えています。  

そこで今回は、身近で出来る節電&節ガス対策のご紹介をしようと思います。




電気、ガス代の高騰の原因

まずはなぜ電気、ガス代が高騰してしまうのかというと、石炭や液化天然ガスなどの輸入価格の高騰が主な原因です。

日本の電力発電の大半を占めるのは石炭、液化天然ガスによる火力発電となっており、これらの輸入コストが上がると、電気代も連動して上がってしまうのです。

そしてガスについても、日本のガスの90%以上は輸入に頼っており、これについても海外からの輸入コストの高騰が、ガス代高騰に繋がっています。

資源の少ない日本では、海外情勢に大きく左右されてしまいます。




どのくらい根上がっているの?

電気とガスの使用量の平均から、どのくらい値上がりをしているのか計算してみましょう。

世帯数 1人 2人 3人 4人
電気使用量/日 6〜7kWh 10〜11kWh 12〜13kWh 14〜15kWh
ガス使用量/月 5〜6/㎥ 6〜7/㎥ 8〜9/㎥ 8〜9/㎥ 10〜11/㎥

 ※都市ガスは、LPガスの約半分の熱量なので、LPの約半分で計算が出来ます。  


2010年の段階で、日本の電気料金は1kWあたり20.4円でしたが、現在は約27円程度と大幅に値上げしていることがわかります。

上記の表に当てはめ、3人家族で計算した場合、2010年時は月々7,236円だったのが現在だと月々約9,720円となります。  


ガスについても、プロパンガスでみると現在の単価は全国平均で約700円/㎥となっていて、2000年の時は約600円/㎥だったのを比べるとこちらも大幅に値上げしているのがわかります。  

(※現在は、電力、ガス自由化のため各会社のプランによって違いはあります)




おうちで出来る節電&節ガス術

・お部屋の温度

部屋の温度差をなくして冷暖房費を節約しましょう。

エアコンは、温度を変化させる時に1番電気を使うので、部屋の温度を一定に保てるようにしましょう。

窓には断熱シートなどの工夫をし、玄関やドアなどに暖簾をつければ外気の侵入を防ぎ、部屋の温度を保つことができます。

また、サーキュレーターを置いて空調効率をあげることでエアコンの使用熱量を下げる方法もあります。    


・食材は大量下処理&冷凍

ガスをこまめに使用するより、使う時にレンジで短時間で解凍する方がガス代よりお得になります。

冷凍に適した野菜やお肉などは大量パックなどで購入し、使う時に毎回下茹でをするより一気に下茹でし、小分けして冷凍してしまいましょう。

茹で料理なら解凍せずにそのままお鍋に投入して使えます。

食材も割安で購入でき、料理の時短になり、ガス代の節約にもなる一石三鳥です。  


・お風呂&シャワー

お風呂は短い時間で家族が交代して入るようにして、なるべく追い焚きは避けましょう。

また湯船は入れ替えるより追い焚き機能の方が少しガス代が浮くので、気にならなければ2日目は同じ水で追い焚きをして入れば、水代の節約にもなります。

冬場は先に湯船に浸かり、浴室内を温めてからシャワーをしましょう。  

・電化製品のこまめな掃除

換気扇やエアコンは、こまめにフィルターの掃除をしましょう。

埃が妨げになっているだけで電気効率が下がり余計に電気を食ってしまうため、これをするだけで電気代の節約になります。

同じく掃除機やドライヤー、空気清浄機なども同じで、フィルターのついている製品はしっかりこまめに掃除をして、製品本来のパワーを発揮させ、電気代の節約をしましょう。        




みなさんも、節電&節ガスで地球にやさしい省エネ生活を始めてみませんか?









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