横浜市補助金紹介① 防災ベッドを補助金活用して設置しませんか?

query_builder 2022/10/11
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防災ベッド_page-0001

皆様は、市の補助金制度に様々な種類があるのをご存じですか?

その中でも、補助金を活用して導入できる防災ベッド・シェルターのご紹介をいたします。

今回は横浜市の「防災ベッド等設置推進事業」を例に挙げてご紹介いたします。  


現在木造住宅に居住の方を対象として、条件に当てはまれば設置経費の一部が負担されるようになっているので、是非活用してみましょう。



防災ベッド、シェルターとは?

防災ベッドとは、大地震による建物倒壊や家具倒壊の際にベッド周りの安全な空間を確保し、生命を守ることができるように開発された寝具です。

また防災シェルターは、室内に部材を組み込んで一部屋を丸ごと補強するシェルターです。

頑丈な作りとなっていて、建物倒壊の際に空間ごと守られるだけでなく、非常時に緊急避難するための場所にもなります。




補助の対象 

対象住宅

補助金の交付の対象となる住宅は、次に掲げる要件をすべて満たすものとする。

・昭和56年5月31日以前に建築確認を得て着工されたものであること。

・木造住宅で、かつ地階を除く階数が2以下であること。

・1階に防災ベッド等を設置できる住宅であること。

・補助対象者の居住の用に供されている住宅であること。

・耐震改修工事に対して横浜市からの補助金の交付を受けていないこと。

・横浜市防災ベッド等設置推進補助事業要綱による補助金の交付を受けて、横浜市防災ベッド等設置推進補助事業要領に定める耐震シェルターの設置がされていないこと。


対象者

・この要綱による補助金の交付を受けて防災ベッド等の設置がされていない方

・市税の滞納がなく、対象住宅に自ら居住している個人(個人事業主を除く)


(横浜市ホームページ「防災ベッド等設置推進事業について」より)




注意したい点

①購入・設置後のものは対象とならないので、必ず購入前に申請しましょう。

②シェルターは1住宅に1つ、ベッドは1人当たり1件までと制限があります。

③指定の会社、製品に限られているので、ホームページなどで下調べしておきましょう。    



補助額限度額

防災ベッド・テーブル…10万円

耐震シェルター…30万円  


ベッド、シェルターは価格の安価なものが20万円台~購入できます。 補助金を使えばより安価に購入できるので、気軽に設置が可能です。



補助対象となる製品の例


防災ベッド型シェルター

出典:横浜市ホームページ「防災ベッド等設置推進事業について」より

本体費用:25万円




寝ている時ほど無防備な時はありません

地震はいつ発生するかわかりません。

夜に地震が発生した場合、自分の寝ている場所の環境は問題ないでしょうか?

倒れてくる家具だけでなく、もしも倒壊してしまったら自分の身を守ることはできるでしょうか。  


この防災ベッドやシェルターであれば、耐震改修や建て替えよりも安価で設置の手間も少なく出来る手軽な耐震対策になるので、大掛かりな工事が億劫という方や、高齢の方にも簡単に導入できます。

是非、この補助金制度を活用して防災ベッド、シェルターを導入してみてはいかがでしょうか。






防災・減災のご相談は、【一般社団法人 日本住宅再生支援機構】へお気軽にお問い合わせください。