台風シーズンに備えよう!市販で出来るガラスの飛散防止対策

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飛散防止


夏の終わりから本番を迎える台風シーズン。

台風対策でまず思い浮かぶのは、家の周りの飛びそうなものを室内に入れる事、そして強風や外から飛んできた物でガラスが割れないようにすることなどがあります。


中でも事前に行っておきたい対策は「ガラスの飛散防止」です。

今すぐできる対策で、これから来る台風シーズンに備えましょう。



対策①ガラス飛散防止フィルムを貼る

このガラス飛散防止フィルムは、ホームセンターやインターネットなどで購入でき、お値段も数千円~数万円程度と比較的安価、そして何より簡単に装着できるので使用されている方も多いのではないでしょうか。

需要が増えていることから、最近ではデザイン性や機能に優れたフィルムがたくさん販売されています。

すりガラス調のものやステンドグラス調のものなど、様々なデザインがあるのでお部屋の雰囲気に合わせてオシャレに装飾することもでき、モザイク質のものを選べば外からの目隠しにもなるので防犯対策もできます。

そして断熱効果や結露防止、紫外線UVカットなど様々な機能も兼ね備えられていて、日常生活をより快適にしてくれるメリットもたくさんあります。  


※飛散防止フィルムは、ガラスが割れた際に破片の飛び散りを防止するためのもので、ガラスの割れ自体を防ぐものではありませんので、そこは留意しておきましょう。



対策②飛散防止塗料や液体スプレー

あまり聞き馴染みがないかもしれませんが、増加する自然災害に対して窓ガラス強化への技術は進み、最近では塗るだけ、またスプレーするだけで飛散防止対策が出来るグッズがあります。
シリコーンや樹脂などの特殊な材料を使った飛散防止塗料やスプレーは、塗る、または吹き付けることで液体がガラスを覆い、その後乾燥するとフィルム状の皮膜が形成されるという仕組みです。


簡単に行うことが出来るので、手軽に出来るグッズになります。
カット済保護フィルムと違って、形状問わず施工が出来るのも特徴です。  
気を付けたい点は、塗りムラが生じたり、デザイン性やその他の機能はフィルムほどは望めません。
簡易的に行いたい方にお勧めします。




事前対策していない場合の緊急対策

何も対策しないまま、台風がやってきてしまう場合もあると思います。
その時に早急にできる対策は、窓の養生です。
これは台風前の天気予報でもよく対策として紹介されるのでご存じの方が多いと思います。


具体的な方法として
養生テープやガムテープ、飛散防止テープを米印貼りと呼ばれる貼り方で窓に貼る方法です。
縦と横、斜めにクロスするように貼るのが基本ですが、四側面にも貼ることで合計8本になり、より強度が高まります。



各テープ類は台風接近のニュースの呼びかけなどで、店頭では売り切れてしまう事もあります。
事前に購入しておき、常時しておくことをお勧めします。  


ただ、最も安価で簡単な対策ではありますが、テープが張られていないところのガラスは少なからず飛散してしまうので、そこまで大きな効果は期待できません。  あくまで緊急対策として行うことをお勧めします。





最後に、

今回飛散防止対策をご紹介しましたが、これはあくまでガラスが割れた際の飛散によるケガの防止などの二次災害対策のためのものです。
実際窓ガラスが割れてしまうと、窓の交換費用もかかり、枠から外れてしまうと室内に暴雨が吹き込むためその他の被害も想定できます。
高価ではありますが、防災性能の高いガラスに替えることも1つの手段です。



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