すぐに出来る!家具の転倒防止対策5選
みなさまのおうちの家具は、地震などの揺れで倒れないように転倒防止のための対策をしていますか?
たいていの人は日常生活の中で、自宅にいる時間の割合が多いと思います。
そして現代ではコロナもありテレワークが増えているので、昔よりも自宅で過ごす人口は増えており、全体的に自宅滞在時間は増加傾向にあるでしょう。
ということは、地震が起きた際に被害に遭う可能性が高いのも自宅になります。
つまり自宅内の安全を確保していれば減災に繋がります。
そこで、家具の転倒防止対策を行い、自宅内の安全性を高めましょう。
どのくらいで倒れる?転倒の危険性
気象庁の発表している震度階級の解説によると、震度5弱でタンス内の食器や本などの物が落下する恐れがあるといわれており、震度5強になると固定していない家具が倒れることがあるとされています。
そして近年発生した大地震で物の落下や家具の転倒でケガをした割合は、全体の30~50%という調査結果が出ています。
そして、家具の転倒や物の落下で発生する可能性のある3つの危険性があります。
① ケガ…家具が人に倒れたり、落下してくることによる直接的なケガの恐れがある
② 火災…電源部分に物が落ちて付近に燃えやすい物があると火災の可能性がある
③ 避難障害…倒れた家具が道を塞ぎ避難が遅れたり、つまずいてケガをする恐れがある
(東京消防庁HP:家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブックより)
家具の転倒防止対策5選
市販で購入できる道具を使って、家具の転倒防止対策をしましょう。
ここでは代表的な5つの方法をご紹介します。
L字金具…L字型の金具で家具と壁を木ネジやボルトによって固定するタイプ
連結金具…積み重ねた家具の上下を平金具などで連結し、固定するもの
ポール式(つっぱり棒式)…壁に穴をあけることなく、家具と天井の間隙にポール状の物を突っ張らせて固定するもの
ベルト…家具と壁にそれぞれ金具をネジ止めし、ベルトやワイヤーなどで結んだタイプ
ストッパー…家具の前下部にくさび状に挟み込み、家具を壁側に傾斜させるタイプ
上記の方法と合わせて、以下のポイントも抑えて対策をしましょう。
その他のポイント
・寝室内や廊下、各ドアの付近に家具を置かない
・クローゼットや納戸に集中収納をしてなるべく生活空間に家具類を置かないようにする
・棚への収納方法を高い部分には軽いもの、低い部分に重いものを置くようにする
・窓際に移動しやすい家具を置かない
・ガラス飛散防止フィルムを貼る
・吊り照明にはワイヤー固定をする
最後に…
この地震大国日本で、家具の転倒防止を行う事は確実に減災につながるとても重要な防災対策です。
自分ですぐに出来るものが多いので、まだ行っていない方はぜひこの記事を参考に行ってみてはいかがでしょうか。
防災・減災のリフォームについてのご相談は、
【一般社団法人 日本住宅再生支援機構】
へお気軽にお問い合わせください。
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